針って痛み止めかなんか付いてるんですか?

『針って痛み止めかなんか付いてるんですか?』

患者さんから言われた言葉です。

 

この患者さんは転倒した時に手をついて手首を負傷しました。

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手をつくと手首が痛くて体重を乗せられません。

また手首が痛いために後ろに手をまわしてブラジャーも止めることができません。

 

そんな痛みの強い手首だったのですが、1回、2回と治療していくごとに痛みがなくなっていきました。

1回目の治療で手も後ろに回るようになったのでこの言葉が出たんですね。

 

最高の褒め言葉ですね(≧▽≦)

手首の治療にはパイオネックストいう小さな貼る針を使います。

これを使うことによって手首の痛みを早く取り去ることができます。

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こんな感じで針が付いていてシールで貼ることができるアイテムですね。

もちろん痛み止めなんかは付いていません(笑)

 

針には消炎・鎮痛効果があるんですね(^^)

すごいでしょ‼

 

足首にも効果がありますが足首の場合、手首よりも体重や動作時の負担が大きいので効果が分かりにくい感じはあります。

足首に貼る場合はこんな感じですね。

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が、回数を重ねて治療していくことによって固定するよりも早く治すことができます。

またこれにお腹を触り、免疫系に作用させる手技を行うことによってさらに治りを早くすることができます。

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こんな感じで免疫系に作用させます。

手首や足首などの関節の捻挫には絶対的自信(≧▽≦)

捻挫なら鳴門市のくろーばーはりきゅう整骨院へご相談ください。

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【めまいの症例】を経絡治療学会徳島部会の会長が解説

今回の本は『灸療閑話』という本から症例を解説していきます。

灸療閑話 第1巻 福島哲也著 P12

福島哲也先生は深谷灸の入江靖二先生の患者さんで灸の素晴らしさに触れ、鍼灸師になられた深谷灸を継承されている先生です。

 


 

めまい灸の実際

Oさん、75歳、女性

「3日前にインフルエンザの注射をしたら、その日の晩からめまいが出て、フワフワして起き上がれなくなっちゃったの」とのこと。

 

「病院に入ったの?」と尋ねると、

 

「前の先生(Oさん宅と道路を挟んで真向かいにかかりつけの内科クリニックがある)に診てもらったら、

注射の後にこうなる人もたまにいるんだって。めまいの薬を飲んでるんだけど、治りゃしないわ」と愚痴をこぼしながら、

「今日で寝たきり老人3日もやってるのよ!ヤダねぇ~」と状況を説明してくれた。

 

まずは望診:印堂あたりが白っぽい。口唇が乾燥。やや紫暗色。

脈:やや遅、沈で弱い。

腹診:腹部全体に緊張あり。

手足が冷たい(特に各指)。

 


 

印堂あたりが白っぽい。

前額部辺りは陽明経の支配部位なので陽明経の陽気が少なくなって冷えていると考えられる。

 

口唇が乾燥。やや紫暗色。

口唇が乾燥している場合や口渇がある場合は、水を飲むかどうかを聞く必要がある。

口が渇いて水をよく飲む場合であれば、胸に熱が多くなっている。

口が渇いても水をあまり飲まなく潤す程度でよい場合は体は冷えている。

また冷たい飲み物がよいか、温かい飲み物がよいかも聞いておくとよい。

 

口唇が紫暗色というのは、お血により血液の流れが悪くなっているときに見られる色である。

 

脈:やや遅、沈で弱い。

遅で弱の場合は、冷えと水の停滞があることを現す。

沈は陽気が少なくなっているか、表面に余分な水分がある場合に現れる脈。

 

腹診:腹部全体に緊張あり。

これについては後で説明する。

 

手足が冷たい(特に各指)。

四肢厥冷は脾臓が弱ったとき特有の症状である。

 


考察

まずは脈の遅沈弱から陽気が不足していることがうかがえる。

それも印堂あたりの白っぽさから陽明経の陽気が不足してしまっている。

陽明経の陽気が不足しているということは、どこかの臓が弱ってしまっているということだが、もっとも考えられるのが陽明胃経の裏である脾臓である。

 

四肢厥冷があることから、脾臓が弱っていることが分かる。

 

最初はインフルエンザの注射をしたということだが、もともと脾臓の精気が不足しており、注射という強い刺激を与えたせいで陽気が飛んで少なくなってしまった。

もともと元気ならそれくらいはどうってことないのだが、何らかの理由で脾臓の元気が弱くなっていたために、その飛んでしまった陽気を回復させる体力がない。

 

治療をして後でしんどくなるとか、悪くなったとかいう人はもともと何らかの理由でどこかが弱っているのである。

気を付けなくてはならない。

 

で表裏関係で密接な脾臓の表である胃の経絡の陽明経の陽気が飛んでしまい回復できない。

 

頭をめぐる陽明経の陽気が不足してしまったためにめまいを起こしたと考えられる。

 

口唇が乾燥しているが中は冷えているためにあまり水は欲しがらないと考えられる。

口唇がやや紫暗色というのは全体的に考えて関連がないのでここでは無視する。

また腹診に関しても脾虚で中脘の抵抗があったものと考えられる。

胃が冷えているので胃の周りにめぐらない水(痰飲)が停滞していると考えられ、そのためにみぞおちの部分にも抵抗が出きて広い範囲に抵抗があったと考えられる。

 

治療としては福島先生は、内関に金のテイ鍼、三陰交のテイ鍼、霊台に多壮灸、中央厲兌に灸右5壮、左3壮の一回で治している。

内関は命門の火を増やして胃を働かせるため、三陰交は脾経を補って弱った脾臓の働きを上げるため、霊台は心臓に関係するために反応が出たと考えられる。

厲兌は陽明胃経で金穴であり陽明経の陽気をめぐらすために使用したと考えられる。

また厲兌はめまいの特効穴としても知られるが、脾虚のめまいの時でないと効果はないだろう。

 

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【蓄膿症の症例】を経絡治療学会徳島部会の会長が詳しく解説

前回の記事が人気があったのでまたやって説明していきます。

今回も鍼灸治療室 第3巻 清水千里先生の蓄膿症の臨床例がよく調べていて勉強になるので例に挙げて説明していきます。

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治験例

伊〇愛〇 女性 69歳

主訴:頭痛、のどがいらいらいして咳をする、胃が張って食欲がない、身体が疲れやすく節々がダルイ。

既往症:10年位前から時々血圧が高くなる。数年前に蓄膿症と診断されたが三ヶ月ほどで治っている。その他疾患なし。

血圧 最高150 最低90

検尿 ウロ、糖、蛋白すべて(-) pH6

脈診 腹診ともに脾虚

反応点

顔面部:四白・巨髎・顴髎・鼻中・迎香に著明な圧痛がある。

胸部:膻中・左神蔵・左天池に圧痛がある。

腹部:巨闕・中脘・梁門・章門・大巨・右上不容に圧痛がある。

特に巨闕・中脘・梁門の圧痛と緊張が著明で、胃に炎症があり機能が低下しているようである。

四肢;公孫・三陰交・足三里・太衝・神門・内関に圧痛が出ている。

背腰部:天容・心兪・肝兪・脾兪・胃兪・胃倉・志室・小腸兪に圧痛がある

 


主訴:頭痛、のどがいらいらいして咳をする、胃が張って食欲がない、身体が疲れやすく節々がダルイ。

頭痛というのはどの臓腑でも出る可能性はありますが、場所によって変わってきます。

前頭部は陽明経。

側頭部は少陽経。

後頭部は太陽経。

頭頂部は肝経などです。

ここでは場所が明記されていませんので参考にしません。

 

のどがいらいらして咳をする。

これは何か詰まったような感じ、またはのどに引っかかっている感じがあれば、梅核気、ヒステリー球で腎虚によるもの。

咳が出ているので胸の熱になっている可能性があり、肺の熱によるものと考えられる。

肺経はのどを巡っていますので、いらいらする感じが出るでしょうし、胸に熱があると咳が出ますのでここでは肺の熱(胸の熱)と考えます。

 

胃が張って食欲がない

というのは胃の主である脾臓が弱って胃の働きが悪くなったためです。

 

身体が疲れやすく節々がダルイ。

これは脾臓が弱くなったための症状です。

疲れやすいというのは中央である脾臓が他の四臓に水穀の精気を送れなくなったために起こります。

節々にだるさが出るというのは四肢をつかさどる脾臓が弱ると体重を支えられなくなって痛みやだるさが起こります。

 


既往症

10年位前から時々血圧が高くなる

血圧が高くなるのは心臓か腎臓の問題です。

血圧 最高150 最低90

上が150なので少し高いくらいですね。

そんなに問題にすることもないと思います。

 

数年前に蓄膿症と診断されたが三ヶ月ほどで治っている。その他疾患なし。

蓄膿症の場合は鼻の周り、すなわち陽明胃経に反応が出ます。

 


 

反応点

顔面部:四白・巨髎・顴髎・鼻中・迎香に著明な圧痛がある。

蓄膿症の既往症がありますので、鼻の周り特に陽明経に圧痛があります。

蓄膿症や花粉症の場合、陽明経に熱が停滞して鼻に異常を訴えることが多い。

 

胸部:膻中・左神蔵・左天池に圧痛がある。

胸部の圧痛点が心臓に関係のあるツボであることから心臓に熱が多くなっていると考えられる。

 

腹部:巨闕・中脘・梁門・章門・大巨・右上不容に圧痛がある。

特に巨闕・中脘・梁門の圧痛と緊張が著明で、胃に炎症があり機能が低下しているようである。

この腹部の圧痛から脾胃に異常のあることが分かる。

巨闕穴の反応は心臓の異常を現すものであるが、脾胃の異常が強くなるとこの辺りにも広がるために、脾胃の異常から来るものか心臓の異常から来るものか文章だけでは判断しかねる。

また右の上不容に圧痛があることから肝臓にも異常が出ている可能性もある。

 

四肢;公孫・三陰交・足三里・太衝・神門・内関に圧痛が出ている。

公孫・三陰交・足三里から脾胃の異常、神門・内関から心臓の異常、太衝から肝臓の異常が考えられる。

 

背腰部:天容・心兪・肝兪・脾兪・胃兪・胃倉・志室・小腸兪に圧痛がある

天容は長野式で言うところの免疫反応が出るところとして有名である。

長野潔先生は常にこの免疫治療を使われてたと読んだ記憶がある。

心兪に圧痛があるということでやはり心臓の異常が考えられる。

小腸兪は心臓の表裏関係で反応が出ていると考えるか、広義の胃として反応が出ていると考える。

脾兪・胃兪・胃倉から脾胃の異常が考えられる。

肝兪から肝臓の異常が考えられる。

 


 

考察

この方の場合、主訴から脾胃の異常があることは間違いない。

また体表の反応からも脾胃に負担がかかっているようだ。

蓄膿症が治っているというが、顔面部の陽明経の反応からまだ完全に治っているとは言い難い。

陽明経に熱が停滞していると考える。

また胸に熱が多くなっていると考えられる。

これは陽明経の熱が裏である太陰経(肺経)に移行し、太陰経から肺にまで及んで胸に熱が多くなっていると考えられる。

肺に熱が多くなると鼻閉となり鼻が詰まる。

その肺の熱が同じ胸部にある心臓にまで及んでいることが胸部の圧痛で分かる。

心臓に熱が多くなっているので心肥大や寝汗、息切れなどがないか問診しておいたほうがよい。

問題は肝臓に異常があるかどうかだが、脾胃に負担がかかっているということなので食べ過ぎが考えられ、そのために食塊ができていると考えられるが、ここでは主訴が肝臓に関係するものがないので考えないものとする。

経絡治療の証で言うと脾虚熱証でその虚熱が心と陽明経に多く停滞していると考えられる。

 

脈診は脾虚ということで詳しい詳細が書いていないが想像すると、右の関上は強く浮いていて、胸の熱のために両寸口は浮いて強いか、心臓に熱がこもっている状態なので左の寸口は強く締まっていると考えられる。

 


治療

脾臓を助けることで胃や四肢の働きが良くなり、食欲や四肢の怠さがなくなる。

また陽明経の熱を瀉すことにより鼻炎や鼻の圧痛、四肢の圧痛、蓄膿症などが良くなるが慢性症状なので時間はかかる。

問題は心臓の熱であるが大本である脾臓の陰虚の熱や経の熱を治療することで治まることはあるが、これだけでは足りないので神門か霊道を使って心臓の熱を減らさないといけないだろう。

 

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鍼灸の上達方法・練習方法

前回のブログで鍼灸が効果が有るのは分かったけどどうやって練習すれば良いの?

という質問がありましたので、練習方法をお答えしたいと思います。

まずは脈診ができる方向けに答えます。

いろんな流派がありますのでそれぞれの診方をしてもらえば良いです。

その脈診で弱っている経脈(陰経・陽経)、臓腑を探します。

弱っているところを見つけたら、それぞれがその弱っている部分が良くなると思うツボを考えます。

そのツボを指で優しく触り、脈が変化するか診ます。

 


 

例えば胃が弱っているとします。

胃で言えば右の関上(かんじょう)の脈が弱くなっていますよね。

これを三陰交(さんいんこう)で治療を行ったら治るんじゃないかと考えます。

そう思ったら三陰交を指で軽く触るくらいに押さえます。

三陰交で胃の脈が弱くなっているのが変化すればそのツボが効果が有るということが分かります。

三陰交で治らなかったら反応しませんし、ツボがずれていても脈は変化しません。

これは脈を診る診断力、ツボを正しく押さえられる技術、症状に合ったツボを探すことが出来る学術がいります。

この方法は、ある程度診断技術や治療技術がアップしてきた時にさらに成長するときに使える練習方法です。

 

 


初心者には違う方法があります。

お腹で圧痛がある場所を探します。

胃が調子が悪いとして中脘(ちゅうかん)のツボに圧痛があるとします。

これを三陰交のツボで治るだろうと考えます。

実際に三陰交で治るとしてもツボがズレていれば効果が有りません。

三陰交が効果が有るのか?ツボが合っているのか?を調べるために中脘の圧痛の部分に手を置いたまま、または印をつけておいてこの圧痛が消えるかどうかを調べます。

正しいと思っている三陰交に触れるくらいに指で押さえます。

三陰交を押さえたまま中脘を押さえて圧痛を診ます。

変化があれば三陰交のツボの位置は合っていますし、治療点としても合っています。

変化がなければ三陰交のツボの位置がずれているか、治療点として間違っているので違うツボを探すことになります。

 


 

この中脘の圧痛というのは前回のブログで話したように反射になりますので解除ポイントであるツボを探すことが出来ればすぐに消えてしまいます。

ただ胃が荒れているとか、潰瘍ができているという場合は、物が変化している器質的変化なのですぐには変化しませんが、内臓体性反射である表面の圧痛を解除できれば胃の痛みは軽減します。

初心者の場合は脈診もできないでしょうから、腹部の圧痛などを調べてその圧痛が消えるポイントを探しながら治療することが、患者さんの信頼も得ながら効果のある治療が出来るコツです。

ぜひ実践してみて下さい。

 


 

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鳴門市 ぎっくり腰が治っておかげ様で試験にも合格できました‼【患者さんの声|ぎっくり腰】

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ぎっくり腰が治っておかげ様で試験にも合格できました‼

ぎっくり腰になって苦しんでいた鳴門市在住の30代の男性から喜びの声をいただきました。

この方には動画もいただいています。

動画は一番下にありますので最後までお読みいただけたらと思います。

以下感想です。

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鳴門市 しびれ・だるさが無くなり楽になりました。【患者さんの声|肩のしびれ・痛み】

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座っていても寝てても左腕がだるくなってしまう鳴門市在住の60代の患者さんから鍼灸治療の感想をいただきました。

しびれ・だるさが無くなり楽になりました。

以下感想になります。

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