血を増やす食事

患者さんから相談されて調べたものをブログに書いてみます。
同じ症状で悩んでいる方やそんな子供さんを持つお母さんにも参考になると思います。

患者さんからのご相談

生理が来ない

生理 血液サラサラ

患者さんからのご相談。
生理が来ないんですが、何か良い食べ物は無いですか?
そんなご相談を受けました。

聞くと高校生くらいの時から生理がなく、病院の薬で生理をこさせていたようです。
詳細なことを書くと患者さんを特定することになりますので、血のことについて書いてみます。

東洋医学で言う血液の考え方

血液であるガソリン画像

何度か書いてあると思いますが、血液というのは東洋医学では車で言うところのガソリンに当たります。
車を動かすためにガソリンを使うように、体を動かすために血液を使います。

例えば目で物を見る時、
鼻で匂いを嗅ぐ時、
胃で物を消化する時、
足で道を歩く時、
などなど

体を動かす時は血液を使います。
さらには頭を使う時にも血液で脳を動かします。
だから常に身体を動かす人や常に頭で物を考える人は血液を消耗しやすくなります。

東洋医学で言う生理の考え方

生理痛に苦しむ女性

次に生理について考えてみましょう。

生理の問題として月経前症候群(PMS)や生理痛、月経不順などがあります。

生理前になると血液は子宮に集まります。
集まるために子宮に血液が多い状態になります。
生理が始まると今度は体から血液が出ていき血液が身体から少ない状態になります。

これを踏まえて生理を考えると分かりやすいと思います。
生理の異常は子宮にもともと血液が多いか、少ないかです。

PMSなんかは生理が始まる前に調子が悪くなります。
生理が始まる前は子宮に血が集まっている状態です。
もともと子宮に血が多くなっている所にさらに多くなると調子が悪くなります。

これを瘀血と言います。
もともと何らかの原因で子宮(下腹部)に古い血が停滞していると瘀血になり、そこに血液がさらに集まることで体調が悪くなります。

反対に生理の後に調子が悪くなる人は、血液が足りなくなって調子が悪くなっています。
こういう人はもともと血液が少ない人がなる症状です。
これを血虚といいます。

血がもともと少ない人がさらに少なくなって痛みが出たり、血が少ないせいでイライラしたりします。
また体のガソリンである血液が足りないガス欠の状態なのでだるさが出たりします。

生理が来ないという症状

今回ご相談の生理が来ない症状というのは、もともと血液の少ない状態が極限までなっているというものです。
激しい運動をする中高生や大学・社会人の女性に多く見られます。

激しい運動を行うせいで常にガス欠になってしまい、生理に回す血が無くなってしまっています。
この無月経の状態が長ければ長いほど子宮の機能が退化してしまい治りにくくなりますので、運動を辞めるか漢方薬や鍼灸で子宮の機能の回復を図って欲しいです。

あとは血を作る食事をしていただくのが良いですので、ここで紹介させていただきます。

血を増やす食事

腸管造血説とは?

ここで今回の本題の血を作る食事についてお話をします。

一つ質問です。
あなたは腸管造血説というのをご存知でしょうか?
一般に言われてる骨の骨髄で血液を作られるという説ではなく、腸で血液が造られるという説です。

骨髄でも当然作られると思うのですが、僕はこちらの腸管での造血作用の方大きいと感じています。
例えば骨髄の少ない乙武さんと胃の全摘を行っている王貞治さんとではどちらの方が元気そうか?
年齢のせいもあるとは思いますが、お分かりですよね?

ではここを踏まえて血液を増やす食事の話をしましょう。

血液を増やす食事とは

納豆とごはん 腸を元気にする食事

腸で血液が作られるのなら腸が元気になる食事を行えば血液を増やすことが出来ると考えるのが自然ですよね。
腸が元気になる食事は…
それは、

発酵食品です。
腸内細菌は発酵食品が大好きです。
腸内細菌が元気になれば腸も元気になります。
腸が元気になれば血液もたくさん作られます。

発酵食品とは、

  • 古漬け
  • 納豆
  • お味噌(味噌汁)
  • キムチ

などです。

この中でも大豆食品である納豆とお味噌が最も最適であると考えています。

大豆食品がなぜ最適なのか?

大豆のキャラクター

大豆食品が最適と考えるには訳があります。
大豆の成分にイソフラボンという成分があります。

このイソフラボン、女性ホルモンと同じ働きをするという研究があります。
腸を元気にして血を作り、さらに女性ホルモンの働きをしてくれる食品。
最高だと思いませんか?

実際にはこれだけではダメでバランスの良い食事が大切になります。
ぜひ参考にしてみて下さい。

生理痛(婦人科疾患)について詳しくはこちら

生理痛(婦人科疾患)

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