不妊で悩む方に朗報!体外受精よりも妊娠率が高い妊娠方法‼

前回の記事で書いたのですが、体外受精の妊娠する確率はかなり低いものでしたね(;゚Д゚)

前回の記事を見ていない人はこちら

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不妊症の体外受精の確率は何パーセント?

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この前回の記事で少し話が出た体外受精よりも確率の高い妊娠方法についてお話していきます。

それは何か?

考えてみてくださいね。

顕微授精?

これも体外受精の一種なのですが、少し確率が上がるだけですね。

では何か?

 

 

ヒントはこの記事に隠されていました。

セックスは週7回しよう!ココロやカラダにとってもいい「9つのメリット」

そうセックスです。

週7セックス

はぁ( ゚Д゚)そんなん当たり前じゃないの( `ー´)ノ

それでできないから悩んでるんだ。バカヤロー‼

 

なんて声が聞こえてきそうですが、話を聞いてください。

ASRM:アメリカ生殖医学会が調べてたこんな発表がありました。

セックスの頻度でどれくらいの妊娠率があるか?というものです。

 

1ヵ月毎日セックスをした場合、  37パーセント

1ヵ月隔日でセックスをした場合、33パーセント

1ヵ月週1でセックスをした場合、 15パーセント

月一回のセックスの場合は、パーセンテージが少なすぎてデータが出ない。

 

というものです。

やはり1回よりも2回、それよりも回数が多ければ妊娠率も上がるということですね。

まあ当然の結果です。

 

タイミング療法でその日に合わせてセックスをするというのは妊娠する確率というのがとても悪くなるのです。

また男性側からすると気分の乗っていない日に『今日しないとダメだから』なんて強要されたりすると精神的な負担からインポテンツ(以下ED)になることもあります。

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不妊症のカップルで男性がEDになる可能性は高いんですね。

また精子を濃くするために禁欲させるというのもマイナスに働きます。

 

5日以上の禁欲は、精子の機能を低下させるそうです。

だから男性には生理などでセックスできなくても隠れてでもオナニーしてもらいましょう(笑)

 

また子宮に関してもそうですが、体の中で使わずに機能があがる器官はありません。

筋肉にしても使わなければ機能は衰えてきますし、脳や内臓にしても使わないと機能が衰えます。

(内臓に関しては現代人は使いすぎていますが(・・;))

 

子宮も男性器もそうです。

すべての体の器官にいえることですが、使うことで血流がよくなりその機能を十分に発揮できます。

使わないと血流が悪くなり機能は低下していきます。

 

このことを考えれば毎日するほうが妊娠率も上がるというのは納得できる話ですね。

毎日や隔日のセックスというのは日本人にとって現実的ではないですが、それでもお金も使いませんし、ホルモン剤で生理の周期をコントロールされることもなく、自然な体で妊娠を迎えられる最適な方法だと思いますよ。

 

セックスすることによってデトックス効果があり、生理痛の改善も期待できますからね。

 

頻繁にセックスできない場合は体を整えておく必要があります。

それにはくろーばーはりきゅう整骨院の不妊鍼灸や不妊整体が最適でしょう。

 

もし鳴門市で不妊でお困りなら不妊に対してのしっかりとした知識を持っているくろーばーはりきゅう整骨院へご相談ください。

あなたが笑顔になれる提案をさせていただきます。

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不妊症の体外受精の確率は何パーセント?

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こんな記事が出ていました。

40代の「不妊治療」、効果が低いってホント……?

この記事の中で40代の方の体外受精の成功率が記載されていました。

以下記載内容です。

 

 【40代の体外受精 1回あたりの出産率 全国平均】
(日本産科婦人科学会2010年実施分)

・40歳 7.7%
・41歳 5.3%
・42歳 3.7%
・43歳 2.0%
・44歳 1.3%
・45歳 0.6%
・46歳 0.3%
・47歳 0.1%

 

かなり低い(・・;)

最先端医療ということですが、やはり生命の誕生には医療も追いつかないようですね。

金額も20万から60万円と幅が広いです。

補助金なんかもありますから、だいたい20~30万円というところでしょうか。

 

高いですよね。

30代の人でも確立としては40台の人にくらべて高くなりますが、30代の人でも30%以下という妊娠率の結果が出ていますので7割以上の人が妊娠できていません。

ではこの体外受精よりも効果の高い方法はないのか?と思いますよね。

 

それがあるんですよ。

これについてはまたいずれお話しします。

ポイントはやはり愛情と血液循環ですね。

赤ちゃんの笑顔

卵子の数は限りがあると言われています。

その卵子の残りの数はアンチミューラリアンホルモン(AMH)検査という血液検査で調べることができます。

もしこのAMH検査で数値が悪いとしたら急いで体外受精を受けたほうが良いでしょう。

 

卵子が無くなってしまえばそこで妊娠することはできなくなります。

40代の女性は急いだほうがよいでしょう。

後悔の無いようにすべてできることはしてくださいね。

やらなきゃ始まりませんから。

 

もしまだ30代でAMH検査の値が良くて、卵子がたくさんあるのなら、まずは質の良い卵子を育てることに力を注ぎましょう。

血液は3か月ですべて入れ替わると言われています。

 

良い血液になれば子宮の働きもよくなります。

子宮の働きがよくなれば当然、妊娠しやすくなります。

では良い血液になるためには何をすればよいのか?

 

気を付けることは【食事・運動・睡眠】ですね。

これについてはまた別で書きたいと思います。

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血液をきれいにするには、鍼灸や整体も効果的です。

不妊鍼灸や不妊整体は臓腑の働きを高め、デトックス効果があります。

また肩こりや腰痛も楽になり、より身体が妊娠の方向へ向かいますよ。

 

子供さんが欲しいと考えるなら不妊鍼灸や不妊整体をお試しください。

鳴門市の不妊鍼灸・不妊整体ならくろーばーはりきゅう整骨院にご相談ください。

 

【めまいの症例】を経絡治療学会徳島部会の会長が解説

今回の本は『灸療閑話』という本から症例を解説していきます。

灸療閑話 第1巻 福島哲也著 P12

福島哲也先生は深谷灸の入江靖二先生の患者さんで灸の素晴らしさに触れ、鍼灸師になられた深谷灸を継承されている先生です。

 


 

めまい灸の実際

Oさん、75歳、女性

「3日前にインフルエンザの注射をしたら、その日の晩からめまいが出て、フワフワして起き上がれなくなっちゃったの」とのこと。

 

「病院に入ったの?」と尋ねると、

 

「前の先生(Oさん宅と道路を挟んで真向かいにかかりつけの内科クリニックがある)に診てもらったら、

注射の後にこうなる人もたまにいるんだって。めまいの薬を飲んでるんだけど、治りゃしないわ」と愚痴をこぼしながら、

「今日で寝たきり老人3日もやってるのよ!ヤダねぇ~」と状況を説明してくれた。

 

まずは望診:印堂あたりが白っぽい。口唇が乾燥。やや紫暗色。

脈:やや遅、沈で弱い。

腹診:腹部全体に緊張あり。

手足が冷たい(特に各指)。

 


 

印堂あたりが白っぽい。

前額部辺りは陽明経の支配部位なので陽明経の陽気が少なくなって冷えていると考えられる。

 

口唇が乾燥。やや紫暗色。

口唇が乾燥している場合や口渇がある場合は、水を飲むかどうかを聞く必要がある。

口が渇いて水をよく飲む場合であれば、胸に熱が多くなっている。

口が渇いても水をあまり飲まなく潤す程度でよい場合は体は冷えている。

また冷たい飲み物がよいか、温かい飲み物がよいかも聞いておくとよい。

 

口唇が紫暗色というのは、お血により血液の流れが悪くなっているときに見られる色である。

 

脈:やや遅、沈で弱い。

遅で弱の場合は、冷えと水の停滞があることを現す。

沈は陽気が少なくなっているか、表面に余分な水分がある場合に現れる脈。

 

腹診:腹部全体に緊張あり。

これについては後で説明する。

 

手足が冷たい(特に各指)。

四肢厥冷は脾臓が弱ったとき特有の症状である。

 


考察

まずは脈の遅沈弱から陽気が不足していることがうかがえる。

それも印堂あたりの白っぽさから陽明経の陽気が不足してしまっている。

陽明経の陽気が不足しているということは、どこかの臓が弱ってしまっているということだが、もっとも考えられるのが陽明胃経の裏である脾臓である。

 

四肢厥冷があることから、脾臓が弱っていることが分かる。

 

最初はインフルエンザの注射をしたということだが、もともと脾臓の精気が不足しており、注射という強い刺激を与えたせいで陽気が飛んで少なくなってしまった。

もともと元気ならそれくらいはどうってことないのだが、何らかの理由で脾臓の元気が弱くなっていたために、その飛んでしまった陽気を回復させる体力がない。

 

治療をして後でしんどくなるとか、悪くなったとかいう人はもともと何らかの理由でどこかが弱っているのである。

気を付けなくてはならない。

 

で表裏関係で密接な脾臓の表である胃の経絡の陽明経の陽気が飛んでしまい回復できない。

 

頭をめぐる陽明経の陽気が不足してしまったためにめまいを起こしたと考えられる。

 

口唇が乾燥しているが中は冷えているためにあまり水は欲しがらないと考えられる。

口唇がやや紫暗色というのは全体的に考えて関連がないのでここでは無視する。

また腹診に関しても脾虚で中脘の抵抗があったものと考えられる。

胃が冷えているので胃の周りにめぐらない水(痰飲)が停滞していると考えられ、そのためにみぞおちの部分にも抵抗が出きて広い範囲に抵抗があったと考えられる。

 

治療としては福島先生は、内関に金のテイ鍼、三陰交のテイ鍼、霊台に多壮灸、中央厲兌に灸右5壮、左3壮の一回で治している。

内関は命門の火を増やして胃を働かせるため、三陰交は脾経を補って弱った脾臓の働きを上げるため、霊台は心臓に関係するために反応が出たと考えられる。

厲兌は陽明胃経で金穴であり陽明経の陽気をめぐらすために使用したと考えられる。

また厲兌はめまいの特効穴としても知られるが、脾虚のめまいの時でないと効果はないだろう。

 

経絡治療を勉強したいなら徳島部会が最適です。

ご連絡はこちらまで。

http://keiraku-toku.wix.com/home

 

めまいの鍼灸治療を受けるなら当院へご相談ください。

鍼灸なら鳴門市のくろーばーはりきゅう整骨院へ。

 

肋骨って何本あるか知ってますか?

今日は2人の患者さんが同じ質問をされたので面白いなと思い書いてみます。

質問の内容はこうです。

患者『肋骨ってあんなにあるの?何本あるん(・・?』

という質問です。

診療室に骨格模型があるのですが、その骨格模型を見て肋骨の多さにびっくりしたようです(笑)

肋骨というくらいだから6本だと思ったとか、10本と思ってた、なんて言われていました。

 

みなさんはどう思われていましたか?

考えたことない?

知ってる?

いろいろとあるでしょうが、実際の肋骨の数って何本でしょうか(^^♪

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【ウソップも知らなかった肋骨の本数】

片方12本、左右で24本ですヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

知っていましたか?

僕ら施術家の中では当たり前のことなのですが、一般の人からしたら骨格を見たこともない人も興味のない人もいるわけです。

だから最近は常に考えていますが、施術者の常識は患者さんの常識ではないということですね。

 

ぎっくり腰でものすごく痛いとしても施術者が次の日も来たほうがよいと思っていても、患者さんからしたら何も言われなかったら行っていいのか?行かないほうがよいのか?分からないわけです。

なので最近はどれくらの頻度で来ればよいのかということは必ず言っています。

それも毎回に近いくらい。

人は忘れますからね。

最近はそれくらい施術者と患者さんとのギャップを埋めるためにいろいろと行っています。

来たくない人に無理に来いとは言いませんが、来たい人が来れないのが一番可哀想ですからね。

来たい人が来れるようにしています(^^)

 


肋骨は折れるためにある!?

 

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肋骨の話をもう一つしてみます。

肋骨ってよく折れません?

あれって折れやすいように作られてるんですよ。

何故かっていうと、肋骨の中には肺や心臓という命に係わる臓器がありますよね。

肝臓なんかも少しはみ出していますが、肋骨に守られています。

じゃあ肋骨は折れないほうがいいんじゃないの?と思いますよね。

でも硬すぎると衝撃を受け止めすぎて逆に中の臓器を痛めてしまうのです。

肋骨が折れることで内臓への衝撃をやわらげ、クッションとしての働きを果たすんですね。

人間の体って考えられて作られていますよね(^_-)-☆

折れた肋骨が肺に刺さるなんてこともありますが、あれは外からの衝撃が強すぎた結果ですね。

肋骨が硬ければあの衝撃を受けると内臓は破裂しちゃうでしょうね。

それを肋骨が刺さるだけにするなんてクッションとしての役割をちゃんと果たしてるんですね。

ホント人間の体ってスゴイ( ゚Д゚)

 


 

こんな雑学の引き出しも持っています(^^)

こんな雑学を聞きたいなら鳴門市のくろーばーはりきゅう整骨院へ来てください(笑)

いろんな引き出しありますよ(^^♪

【蓄膿症の症例】を経絡治療学会徳島部会の会長が詳しく解説

前回の記事が人気があったのでまたやって説明していきます。

今回も鍼灸治療室 第3巻 清水千里先生の蓄膿症の臨床例がよく調べていて勉強になるので例に挙げて説明していきます。

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治験例

伊〇愛〇 女性 69歳

主訴:頭痛、のどがいらいらいして咳をする、胃が張って食欲がない、身体が疲れやすく節々がダルイ。

既往症:10年位前から時々血圧が高くなる。数年前に蓄膿症と診断されたが三ヶ月ほどで治っている。その他疾患なし。

血圧 最高150 最低90

検尿 ウロ、糖、蛋白すべて(-) pH6

脈診 腹診ともに脾虚

反応点

顔面部:四白・巨髎・顴髎・鼻中・迎香に著明な圧痛がある。

胸部:膻中・左神蔵・左天池に圧痛がある。

腹部:巨闕・中脘・梁門・章門・大巨・右上不容に圧痛がある。

特に巨闕・中脘・梁門の圧痛と緊張が著明で、胃に炎症があり機能が低下しているようである。

四肢;公孫・三陰交・足三里・太衝・神門・内関に圧痛が出ている。

背腰部:天容・心兪・肝兪・脾兪・胃兪・胃倉・志室・小腸兪に圧痛がある

 


主訴:頭痛、のどがいらいらいして咳をする、胃が張って食欲がない、身体が疲れやすく節々がダルイ。

頭痛というのはどの臓腑でも出る可能性はありますが、場所によって変わってきます。

前頭部は陽明経。

側頭部は少陽経。

後頭部は太陽経。

頭頂部は肝経などです。

ここでは場所が明記されていませんので参考にしません。

 

のどがいらいらして咳をする。

これは何か詰まったような感じ、またはのどに引っかかっている感じがあれば、梅核気、ヒステリー球で腎虚によるもの。

咳が出ているので胸の熱になっている可能性があり、肺の熱によるものと考えられる。

肺経はのどを巡っていますので、いらいらする感じが出るでしょうし、胸に熱があると咳が出ますのでここでは肺の熱(胸の熱)と考えます。

 

胃が張って食欲がない

というのは胃の主である脾臓が弱って胃の働きが悪くなったためです。

 

身体が疲れやすく節々がダルイ。

これは脾臓が弱くなったための症状です。

疲れやすいというのは中央である脾臓が他の四臓に水穀の精気を送れなくなったために起こります。

節々にだるさが出るというのは四肢をつかさどる脾臓が弱ると体重を支えられなくなって痛みやだるさが起こります。

 


既往症

10年位前から時々血圧が高くなる

血圧が高くなるのは心臓か腎臓の問題です。

血圧 最高150 最低90

上が150なので少し高いくらいですね。

そんなに問題にすることもないと思います。

 

数年前に蓄膿症と診断されたが三ヶ月ほどで治っている。その他疾患なし。

蓄膿症の場合は鼻の周り、すなわち陽明胃経に反応が出ます。

 


 

反応点

顔面部:四白・巨髎・顴髎・鼻中・迎香に著明な圧痛がある。

蓄膿症の既往症がありますので、鼻の周り特に陽明経に圧痛があります。

蓄膿症や花粉症の場合、陽明経に熱が停滞して鼻に異常を訴えることが多い。

 

胸部:膻中・左神蔵・左天池に圧痛がある。

胸部の圧痛点が心臓に関係のあるツボであることから心臓に熱が多くなっていると考えられる。

 

腹部:巨闕・中脘・梁門・章門・大巨・右上不容に圧痛がある。

特に巨闕・中脘・梁門の圧痛と緊張が著明で、胃に炎症があり機能が低下しているようである。

この腹部の圧痛から脾胃に異常のあることが分かる。

巨闕穴の反応は心臓の異常を現すものであるが、脾胃の異常が強くなるとこの辺りにも広がるために、脾胃の異常から来るものか心臓の異常から来るものか文章だけでは判断しかねる。

また右の上不容に圧痛があることから肝臓にも異常が出ている可能性もある。

 

四肢;公孫・三陰交・足三里・太衝・神門・内関に圧痛が出ている。

公孫・三陰交・足三里から脾胃の異常、神門・内関から心臓の異常、太衝から肝臓の異常が考えられる。

 

背腰部:天容・心兪・肝兪・脾兪・胃兪・胃倉・志室・小腸兪に圧痛がある

天容は長野式で言うところの免疫反応が出るところとして有名である。

長野潔先生は常にこの免疫治療を使われてたと読んだ記憶がある。

心兪に圧痛があるということでやはり心臓の異常が考えられる。

小腸兪は心臓の表裏関係で反応が出ていると考えるか、広義の胃として反応が出ていると考える。

脾兪・胃兪・胃倉から脾胃の異常が考えられる。

肝兪から肝臓の異常が考えられる。

 


 

考察

この方の場合、主訴から脾胃の異常があることは間違いない。

また体表の反応からも脾胃に負担がかかっているようだ。

蓄膿症が治っているというが、顔面部の陽明経の反応からまだ完全に治っているとは言い難い。

陽明経に熱が停滞していると考える。

また胸に熱が多くなっていると考えられる。

これは陽明経の熱が裏である太陰経(肺経)に移行し、太陰経から肺にまで及んで胸に熱が多くなっていると考えられる。

肺に熱が多くなると鼻閉となり鼻が詰まる。

その肺の熱が同じ胸部にある心臓にまで及んでいることが胸部の圧痛で分かる。

心臓に熱が多くなっているので心肥大や寝汗、息切れなどがないか問診しておいたほうがよい。

問題は肝臓に異常があるかどうかだが、脾胃に負担がかかっているということなので食べ過ぎが考えられ、そのために食塊ができていると考えられるが、ここでは主訴が肝臓に関係するものがないので考えないものとする。

経絡治療の証で言うと脾虚熱証でその虚熱が心と陽明経に多く停滞していると考えられる。

 

脈診は脾虚ということで詳しい詳細が書いていないが想像すると、右の関上は強く浮いていて、胸の熱のために両寸口は浮いて強いか、心臓に熱がこもっている状態なので左の寸口は強く締まっていると考えられる。

 


治療

脾臓を助けることで胃や四肢の働きが良くなり、食欲や四肢の怠さがなくなる。

また陽明経の熱を瀉すことにより鼻炎や鼻の圧痛、四肢の圧痛、蓄膿症などが良くなるが慢性症状なので時間はかかる。

問題は心臓の熱であるが大本である脾臓の陰虚の熱や経の熱を治療することで治まることはあるが、これだけでは足りないので神門か霊道を使って心臓の熱を減らさないといけないだろう。

 

鍼灸の勉強がしたいのなら経絡治療学会徳島部会をお勧めします。

勉強したい方はメールかコメントください。

 

鍼灸の治療をお望みなら鳴門市のくろーばーはりきゅう整骨院へご相談ください。

伝統的な鍼灸治療で蓄膿症にも対処します。

 

【月経痛の症例】を経絡治療学会徳島部会の会長が解説します。

昨日は経絡治療学会徳島部会の定例会がありました。

いつもなのですが、大阪、広島、香川などから講習会を受けに来ていただいています。

以前までは熊本や東京からも来ていただいていました。

今回は沖縄の方が来られていましたね。

お疲れ様でした。

勉強になりましたでしょうか?

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さて私も講義を行ったわけですが、その講義の内容が良かったんじゃないかと自分で自分を褒めたいほどだったので、今回に限りどんなことをしたのか公開したいと思います。

毎回いろいろなことをして講義を受けていただける方に満足してもらえる内容を考えています。

今回は本を見てよい症例があればそれを抜き出して経絡治療的な考えで解説していきました。

今回の本は、【鍼灸治療室第1集】 医道の日本社 P34 池田多喜男先生の症例で【月経痛】です。

それでは解説していきます(^^)

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村〇要〇 29才 
2人目の子供さんが出来て半年くらいしてから月水が始まるまで下腹痛があり、またいつまでも月水がすっきりしないので来院した。

望診:やつれて面青白く尺膚痩せている。かさかさしている。

聞診:暒ぐさい、細い声

問診:月水が始まると同時に下腹に鈍痛、腰部に冷える様な重いような鈍い痛みあり、側頭痛、頭重、肩こり、下肢冷えてイライラする、経水は色淡く少ないのといつまでも少しづつ出る。ときどき悪寒あり。

切診:沈濇虚遅脈の祖脈を示し、左関上脈は沈を著名に現している。

切経:肝経を触診すると気持ちが良く身体が温まる感じがする。

 


①望診

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まず東洋医学では四診というものを駆使して患者さんの病状を診察していきます。

一つ目に望診ですね。

初めに会った、または一目見たときになんか疲れてるな?覇気がないな?なんかを見ます。

これはその人の元気を見ています。

東洋医学的では神気を見るといいます。

この方の場合は、やつれて青白いので元気もなさそうですね。

また青白いというので体も冷えていると考えられます。

尺膚というのが出てきますが、前腕の掌側面のことです。

ここで体全体の状態を見ます。

体全体の縮図をこの尺膚に映し出すのです。

ここでは痩せてカサカサしているということですので体の何かが不足していることが考えられます。

カサカサしているのは潤いがないのですから、血か津液(体液)が不足しています。

 


②聞診

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暒ぐさい、細い声

聞診と書いていますが、聞くだけじゃなくて鼻で臭いをかぐという診察法も含めて聞診といいます。

暒の字は、生臭いと読みます。

これは肺が弱った時にこういう臭いを発します。

肺は気をつかさどりますから、この臭いがすることで陽気が不足していることが考えられます。

また細い声ということは元気がないことを現しています。

 


③問診

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月水が始まると同時に下腹に鈍痛、腰部に冷える様な重いような鈍い痛みあり、側頭痛、頭重、肩こり、下肢冷えてイライラする、経水は色淡く少ないのといつまでも少しづつ出る。ときどき悪寒あり。

月水というのは生理のことですね。

生理の異常は肝臓の問題です。

肝臓は血をつかさどります。

この血が多いか?少ないか?だけの問題です。

生理前には血液は子宮に集まります。

このときにお血と言って余分な血が下腹部にあると痛みのような異常が起こります。

ですので生理前に異常が起きる場合はお血が関係します。

 

そして生理が始まると子宮に集められた血液が体外に放出されます。

そうするともともと体の中の血液が少ない血虚といわれる状態の人は調子が悪くなります。

 

生理前の異常はお血によるもの、生理が始まってから異常が起こるのは血虚によるものとなります。

この方は生理が始まってから子宮のある下腹に鈍痛が起こるので血虚という状態になっていると考えられます。

 

腰部に冷える様な重いような鈍い痛みあり、側頭痛、頭重、肩こり、下肢冷えてイライラする

腰の痛みは生理と血虚によるもので、さらに冷えがあると考えられます。

下肢も冷えると書いています。

足に冷えがあると上部は熱が停滞します。

普通、人は熱と冷えが交流することにより正常な体を維持しています。

この熱と冷えが交流しなくなり、下肢が冷えると上部に熱が停滞します。

この熱のために側頭痛、頭重、肩こりになります。

またイライラするのは体のエネルギー源である血液が少なくなると思ったことができなくなるのでイライラします。

体力に余裕があればなんでもできるのでイライラしません。

イライラするのはエネルギーがなくなったからです。

 

経水は色淡く少ないのといつまでも少しづつ出る。ときどき悪寒あり。

経水の色が淡いのも量が少ないのも血が少ないためで、悪寒があるのは陽気が少なくなっているためです。

 


④切診

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沈濇虚遅脈の祖脈を示し、左関上脈は沈を著名に現している。

これは東洋医学特有の脈診という診断法です。

沈という脈は、痰飲などの湿によるものか、寒さにより冷えて沈という脈を現します。

ここでは冷えて沈を現しています。

 

濇はしょくと読みます。

気が虚して停滞しているときか、気が虚したために血が流れなくなってお血ができているときに現れます。

問診時に悪寒がありますので、気が虚して停滞している状態を現します。

 

虚はなんらかの理由で血か津液が虚したときに現れます。

この方の場合は、2人目の子供さんの出産のために血が不足したために現したと考えられます。

出産はエネルギーである血を大量に使います。

そのために産後というのは非常に大切です。

産後の肥立ちが悪いというのをよく聞くと思いますが、これは血を消費しすぎたのに産後の養生を行えなかったためだと考えられます。

 

遅はこれも血や津液が虚して冷えているために起こります。

切経での肝経を触診すると気持ちが良く身体が温まる感じがする。というのも肝の経絡が弱り冷えてしまっているためだと考えられます。

 


⑤考察

以上のことからこの方の場合は、出産をした結果、大量の血を消耗してしまった。

さらに一人子供さんがいらっしゃるということで子供さんの世話や旦那さんのご飯などで産後の養生がちゃんと取れなかったことが考えられ、消耗してしまった血を回復できなかった。

血そのものが不足しているので体も冷えてしまい、それぞれの症状を引き起こしてしまったと考えられます。

また側頭痛や頭重というものは冷えのために上に追いやられた熱が停滞したために起こった症状だと考えられます。

 

よって治療は、血を増やすような方法を行います。

肝経の原穴や血の字のついた経穴、肝兪などですね。

漢方薬で言うとこれも血を増やす漢方を持ってきます。

 

普段の養生で言えば子供さんがいるので難しいかもしれませんが、ゆっくり休んでもらうのが一番ですね。

また甘味のものをとって物(血)を増やすことをしないといけません。

さらに酸味のものを食べてもらって肝臓に血を集め子宮やそれぞれの器官が働くようにします。

一応言っておきますが、甘味といっても砂糖じゃないですからね。

調べてくださいね。

 

こんな感じの講義をしましたが、講義では話していないようなことも書いています。

しっかり読んで勉強してくださいね。

東洋医学をしっかり勉強したいなら経絡治療学会徳島部会へご連絡ください。

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また生理痛でお困りなら鳴門市のくろーばーはりきゅう整骨院へご相談ください。

薬に頼らない東洋医学でしっかりと治していきましょう。